新しい成長のための資源として「オープンデータ」が世界的に話題になっています。そのきっかけは、公共性の高いデータをオープンにすることで、多くのイノベーションのきっかけになるという実例。例えばロンドンでは、2012年のオリンピック・パラリンピック開催を契機に公共交通関係のオープンデータ化を行いましたが、その結果、多くの交通系のアプリやサービスが生まれ最初の年だけでも経済効果が98億円に達したと言われています。しかも先進国では多くのデータが蓄積されており、無償有償の差はあるにせよ、それをまず広くアクセスを開放するだけで効果があります。発達余裕が少なくなっている先進国において、分け与えても目減りしないオープンデータは貴重な公共資源として期待されているのです。
東京では2020年にオリンピック・パラリンピックが開催されますが、市交通局がすべての交通を司るロンドンと異なり、公共交通を担う事業者は民間含め数多くオープンデータ化にも時間がかかります。そこで、公共交通データのオープン化を振興し、さらにオープンデータ化によるイノベーション効果を広く知っていただくために、移動に関するデータを公開して利用するコンテストを2017年度から行っております。
当面の目標は2020年のオリンピック・パラリンピックですが、障碍者、高齢者、訪日外国人を含めすべての人の移動をスムーズにするためのこのプラットホームを、その貴重なレガシーとして残したいと考えています。さらに言えば、今回のようにチャレンジでイノベーションを生むという文化─それを定着させること自体が、日本においてこれから重要になると考えています。
「東京公共交通オープンデータチャレンジ」は、東京の公共交通データのオープンデータ化の足がかりとして、60団体が集まるNPO─「公共交通オープンデータ協議会(略称ODPT)」で、多数の公共交通事業者の協力の下で継続的に開催しているものです。東京に乗り入れる鉄道、バス、航空事業者のデータが公開されるという、日本では最大規模の公共交通分野のオープンデータコンテストであり、現在すでに第3回目に突入しています。
今回、結果発表を行う第2回のチャレンジではJR 東日本、東京メトロ、東京都交通局をはじめ、計26社局のデータが公開され、内容的にも時刻表等の静的データだけでなく在線情報やバスロケーションのデータといった動的データが多数公開されています。また、さらに今回は、国土交通省の協力により主要駅構内図のデータも加わりました。反応もよく、海外からの参加も含め約500件の参加申し込み、ならびに約60件のアプリケーションとアイデアの応募を頂きました。多数の優秀な作品があり、選定は困難を極めましたが、審査会での議論の末、入賞作品5点および複数の協賛組織からの特別賞受賞作品を選定しました。
独創性に富む多数の作品をご応募頂いた開発者の皆様、また交通事業者の皆様をはじめ今回のコンテストにご協力を頂きました皆様に、厚く御礼申し上げます。今後とも、公共交通関連のオープンデータ化に向けて活動してまいりますので、皆様方のご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。
公共交通オープンデータ協議会会長
INIAD 東洋大学情報連携学部 学部長
坂村 健
坂村 健
公共交通オープンデータ協議会 会長、INIAD(東洋大学情報連携学部)学部長
公共交通データをオープン化すると、何が生み出されるのか─世界中の開発者が公共交通オープンデータを使いアイデアを形にしていくという意味では、その答えは無限にあると言えます。しかし、その中で特に期待されていることの一つが、移動に困難を抱えた方のための最適化されたサービスが、いろいろと生み出されることです。
今回のコンテストでは、障碍のある方の公共交通の利用を助けることを目的とした優れた作品が多数寄せられました。中でも「わたしのバス」は、視覚障碍者の方のために、音声のみで自分の乗りたいバスの時刻表や、現在のリアルタイムなバスの位置を確認することができるというものです。障碍者の方の社会参画を実現するという目的と、設定まで音声インタフェースで完結しているという技術的な高い完成度を評価し、最優秀賞に選びました。
優秀賞には、公共交通オープンデータを活用し、素晴らしいアイデアを形にした次の4作品を選びました。「dela-sh.info」は、現在の鉄道路線の遅延状況を一目で確認できるWebサイトです。単純ではありますが、意外といままでに似たものがなく、分かりやすさを追求した作品に仕上げたことを評価しました。「Tokyo Station 3D Viewer」は、今回国土交通省が新たに公開した東京駅の構内図データを活用し、東京駅やその周辺の地下街を3次元で閲覧できるWebサイトです。非常に緻密に作りこんでありデザインもよく、審査会で高い評価を受けました。「Tokyo Train Alert」は、外国人の方が複雑な東京の電車を乗りこなせるように降車駅をアラートしてくれるものです。2020年に向けたチャレンジに、外国の方からこのような作品が寄せられるのは意義深いことだと思います。「Worker Step」は、一般的な経路検索とは違い、リアルタイムな遅延情報も考慮した経路検索です。ナビゲーションでのリアルタイムデータの活用は今後さらに進むことが期待されており、非常に意欲的な作品だと思います。また審査員特別賞には、「トーキョーラインズ Ver.2.0」「relocate.tokyo」「とれノッチ」「TransitHQ -Tokyo Subway Directions API」が、それぞれ選ばれました。
第2回の東京公共交通オープンデータチャレンジは、第1回以上に完成度の高い作品が寄せられていると感じました。これらのアイデアの中から、2020年の東京のスムーズな移動を応援するサービスが生まれることを期待しています。
大野 秀敏
国土交通省 大臣官房サイバーセキュリティ・情報化審議官
公共交通機関における運行情報等のオープンデータ化は、利用者への情報提供の充実につながり、一層の利用者利便の向上に貢献すると考えています。また、開催まで間近に迫った東京オリンピック・パラリンピック競技大会における円滑な輸送に寄与することも期待できます。
国土交通省としては、公共交通分野におけるオープンデータ化を推進するため、第2回東京公共交通オープンデータチャレンジに共催者として参画し、鉄道事業者のご協力の下、東京駅・新宿駅とその周辺駅の電子地図等を整備し、これまで提供されていなかった改札内の駅構内図及び施設情報のデータを提供いたしました。
多くの応募をいただきましたが、受賞作品は言うまでもなく、その他の応募作品の中にも、当方が想像しなかったアイデアや着目点があるものが多くあり、驚きました。また、移動制約者の支援を目的としたもの、地方部での活用が期待できるものもあり、今後の可能性を感じました。このように、オープンデータの力を強く感じさせてくれた、すばらしいコンテストであったと思います。
国土交通省としては、引き続き、第3回チャレンジにも参画し、公共交通分野におけるオープンデータ化を推進してまいります。
久原 京子
東京都 理事(ICT戦略担当)
このたびは、第2回公共交通オープンデータチャレンジに多数のご応募をいただき、誠にありがとうございました。ご応募いただいた全ての方のご努力に敬意を表します。
2020年のオリンピック・パラリンピックを考えたとき、オープンデータ、特に公共交通のオープンデータは、欠くことのできないものだと思っています。オープンデータを活用したアプリやWebサービスが、国内外から東京へ訪れる人々に、便利さを提供し、「おもてなし」をしてくれることでしょう。さらには、それが2020大会のレガシーとなることを期待しています。
第2回オープンデータチャレンジは、オリンピック・パラリンピック1年前の、大切な「チャレンジ」だと思っています。それに相応しい作品が多数ありました。今回、駅構内図や施設情報、航空のデータなど、新たにオープンデータとして出されたものがありますが、それを直ちに取り込んだアプリが応募されていました。第1回から、さらに進化させた作品も見られました。ダイバーシティを目指し、誰もが快適に過ごせるよう配慮したアプリが複数応募されていたのは心強い限りです。
この流れを、是非、第3回オープンデータチャレンジにつなげていただくことを心より祈念申し上げております。
佐藤 勲
東日本旅客鉄道株式会社 技術イノベーション推進本部 ITストラテジー部門 部長
2回目の開催となった今回の東京公共交通オープンデータチャレンジでは、東京オリンピック・パラリンピックが目前に控えていることもあり、「東京」の魅力をより向上するアイデアが生まれることを楽しみにしておりました。また今大会より、新たに駅構内データも加わり、これまでなかった新たなアイデアの誕生も心待ちにしておりました。そういった期待を持ちながら、応募いただいた作品を一つ一つ見させていただいた結果、私たちの期待を大きく上回る、私たちが考えもつかないようなアイデアばかりでした。
応募された作品は、来年に迫っている東京オリンピック・パラリンピックを見据えた、訪日外国人向けのアプリや、交通弱者の方の助けとなるアプリをはじめとし、既存のサービスにはない価値を提案したもの、「東京」の魅力向上に寄与するものといったように、どれもすばらしい作品ばかりでした。そして、これだけ多くの方が公共交通データの活用策を検討くださり、よりよい公共交通の実現に向けてチャレンジいただけたことに大変感激いたしました。
今後もこういったコンテストを継続的に開催することで、皆さまとよりよい公共交通を作り上げて参りたいと思います。
本コンテストに取り組んでいただいた皆さまに感謝申し上げます。ありがとうございました。
村尾 公一
東京地下鉄株式会社 常務取締役
第2回コンテストは、第1回コンテストと比べて更に多数のデータが提供された中、開催されました。今回の作品の特徴は、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会を控え、海外の方の応募が増えたことと、観光を目的に東京へ訪れる方に向けた作品が増えたことではないでしょうか。
東京地下鉄特別賞は、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会を見据え、多くの方にご利用いただける実用性や発想の新規性などを主眼に置いて審査し、3作品を選定しました。審査を通じて、オープンデータを活用した様々な応募作品を拝見し、オープンデータの可能性を改めて実感したところです。
今回のコンテストに際し、応募いただいた多くの方々のご努力に敬意を表すると共に、心より感謝申し上げます。今後、コンテストを契機として、オープンデータの可能性が多くの方に理解され、公共交通をより便利に快適にお客様へご利用いただけるような姿を願うと共に弊社としてもこの取組みを進めてまいります。
バスに乗る時って少し不安を感じませんか?
「いつも乗るバスは、もう近くまで来てるのかなぁ…」
そこで、視覚に障害がある人もない人も利用することができるソリューションを開発しました。
バス停やWebサイトにあるバスの位置情報を確認することが難しくても、音声で話しかければ、いつも乗るバスがどこまで来ているか音声でお知らせしてくれます。
このソリューションは、スマートスピーカー「Clova」、ワイヤレスヘッドセット「Xperia Ear Duo」、コミュニケーションアプリ「LINE」を使ってバスの位置情報を音声で取得することができます。( LINEアプリ単独の場合、画面上での情報取得となります)
バックグラウンドではMicrosoft Azureを利用。
をすることができます。
現在、都営バスにのみ対応しています。
Although Tokyo’s train network is arguably the best in the world, as a foreigner it can be a bit overwhelming to use. One issue that we have personally experienced is knowing when to get off the train. During busy periods, it can be difficult to see or hear the station name - especially as only the Japanese kanji or hiragana might be visible.
Thus, in light of the Olympics approaching, as well as the overall increase in tourism to Japan, we designed an easy-to-use mobile application which focuses on showing the user the progress of their journey on Tokyo train, metro and subway lines in real-time and alerts them to get off the train at their destination. Therefore, the app is also particularly useful for persons who are hard of hearing.
The application also works offline, where it uses the timetable data provided. This enables tourists who don’t have roaming mobile data available to take advantage of Tokyo’s extremely punctual train network. However, when live data is available, or the user updates the application using WiFi in the station for example, the application will also update for any delays on the line; making the data more accurate.
大きな駅+地下街のような、巨大かつ複雑な構造物は、全体像がよくわかりません。
それを3Dで俯瞰できるようにすることで、全体像をわかりやすく表現できるのではないかと考えました。
その結果が、今回開発した「Tokyo Station 3D Viewer」です。
このアプリでは、東京駅周辺の街並みと、駅の構内図・地下街の屋内図を、3Dで閲覧することができます。
それにより、駅や地下街の内部構造を俯瞰することが可能です。
また、建物や地表を透かして見ることができるので、場所に関する新たな気づきが得られるかもしれません。
アプリ : https://tokyo-station-3d-viewer.firebaseapp.com/
マニュアル:https://tokyo-station-3d-viewer.firebaseapp.com/manual.pdf
説明動画 : https://www.youtube.com/embed/dYZaLMuqBRc
プラットフォーム: Webアプリ
dela-sh.info は、電車の現在の遅延状況を「点群(=電車群)ではなく、線として」表示するアプリケーションです。各社が公式に提供している在線位置情報は、個別の電車の位置や遅延情報を詳細に表示するものでした。
一方で、表示される情報が多く、対象地域全体の路線の状況を把握することは困難でした。この問題点を解決するため、私はdela-sh.infoの製作に取り掛かりました。dela-sh.info では路線そのものの色が遅延を表します。これにより、関東地域全体としての遅延の把握は容易に可能です。
アプリ : http://dela-sh.info
マニュアル:アプリに埋め込み
説明動画 : https://www.youtube.com/embed/q_cjgV1MVNg
プラットフォーム: Webアプリ
私達は鉄道に関する「経路」「遅延」「混雑」の3点の情報に注目し、鉄道を頻繁に利用するビジネスマンをターゲットにおいて作品を制作しました。
今回製作したアプリケーションには、遅延情報を考慮した「経路検索機能」、シミュレーションにより推定した「混雑推定」といった機能に加え、「運行情報」「駅時刻表」といった鉄道アプリに欠かせない機能、「周辺駅検索」や待ち合わせに便利な経路検索機能を任意の相手に送る「メール送信機能」を実装しました。
特徴
作品は経路探索機能に機能を加えるという形をとり、目的地に到着するための交通手段として鉄道を利用する際、時間を有効に使うために、遅延を考慮したリアルタイムの情報を提供できるアプリケーションを目指しました。「遅延」情報がリアルタイムで分かることで遅延による時間の空きを活用できる、さらに
「混雑」を解消ではなく、避けるという方法で解決し、鉄道を快適に利用してもらおうと考えました。
アプリ : https://workerstep.work
マニュアル:https://howto.workerstep.work/
説明動画 : https://www.youtube.com/embed/c23aNJTSwfU
プラットフォーム: Webアプリ(モバイル)
トーキョーラインズ Ver.2.0は、東京近郊の鉄道・バスの路線図・時刻表アプリです。
スマートフォンが身近にある、今の時代ならではの路線図、そして時刻表を作ろうと思い立ち、制作しました。
路線図画面では、出発地と任意の地点を選び、それらに関連する路線だけを表示します。画面上で指を横に滑らせて、向かいたい方角へ向かう路線を選び、縦に滑らせて、乗り換える駅・バス停をひとつ選ぶ、そんなふうに使います。
このバージョンから互いに直通する複数の鉄道路線を一体化して表現するようになりました。
時刻表画面では、路線図画面で選んだ路線を縦スクロール表示し、次の発車時刻、到着予定時刻、乗り換え路線の発車予定時刻といった情報が一目で分かるようにしました。
アプリ : https://itunes.apple.com/app/id1358352348
マニュアル:http://www.coco-metro.net/tokyolines/
説明動画 : https://www.youtube.com/embed/49ADHaMBDoY
プラットフォーム: iOS
The population of Tokyo is forecasted to increase, not just in 2020 but in the years to come, with more and more people choosing this city as their home.
The current railway network is already overcrowded and with a slow adoption of teleworking, commuting to work will be even more crucial to achieve life-work balance.
Even for tourists, choosing a conveniently located hotel is important to enjoy traveling around the city.
Due to the vast area of Greater Tokyo and the high number of rail lines, finding the most convenient place for a home or hotel is certainly a hard task, especially for people new to the city.
The application relocate.tokyo combines the travel time, the average rent price and the number of hotels, to find locations that can be reached with a given commute from any number of selected destinations.
Once you identify a convenient location, you can easily search for hotels or houses to rent through external providers.
アプリ : https://relocate.tokyo
マニュアル:https://piuccio.gitbook.io/relocate-tokyo/
説明動画: https://www.youtube.com/embed/9Totmya4oPk
プラットフォーム: Webアプリ
現在の位置情報に基づいて、鉄道・路面電車の運行情報を表示・プッシュ通知してくれるアプリです。
ただ単に運行情報を確認できたり、プッシュ通知を出してくれるアプリとしてはYahoo乗換案内などで既に先例がありますが、それらは事前に対象の路線を登録しておく必要があり、普段は都心に住んでいるものの一時的に郊外に移動したりした時に、必要な情報を受け取れず、逆に不要な情報を受け取ることになります。
また、土地勘がない人にとって近隣の路線を探し出すのは面倒が伴うので、それらを解消するために、位置情報を元に、現在地に近い路線の運行情報を通知できるアプリです。
アプリ : http://itunes.apple.com/app/id1449296666
マニュアル:アプリに埋め込み
説明動画 : https://www.youtube.com/embed/LwSvG4LCby0
プラットフォーム: iOS
◇ Overview
Tokyo has one of the world's most complex transit systems. Finding efficient transit routes and directions in Tokyo is a problem faced daily by visitors and residents alike. This will especially be true during the 2020 Olympics.
TransitHQ is an API (application programming interface) that help developers solve this problem. Any developer can use this API to create apps that require trip planning capabilities. By using this API, they don't have to worry about how to calculate the best routes; they can just focus on creating the best possible user experiences.
The API provides extensive information about transit routes that developers can include in their apps. For example, if the routes found require transfers, information such as transfer platform, train number and times are provided. Moreover, the data format follow the Google Directions API - which is known to many developers.
◇ Features
アプリ : https://documenter.getpostman.com/view/6375424/RznJkbB5
マニュアル:https://tokyochallenge.odpt.org/2nd/award_data/manual/TransitHQ.pdf
説明動画 : https://www.youtube.com/embed/6MO2eCVXiJ4
プラットフォーム: Webアプリ
デジシルベは、「鉄道」・「飛行機」・「オリンピック・パラリンピック」の3要素に絞った情報を提供して、「2020年に東京を訪れる人々の動線」をデジタルな道しるべの様に力強く助けるガイドアプリです。
既存のガイドアプリは、利用者の様々な用途に合わせるために、膨大な量の情報を提供しています。しかし、それはガイドされるべき利用者に対して「自分で必要な情報を見つけ出す」ことを逆に要求しています。私はこの重大な問題を解決するために、「2020年東京オリンピック・パラリンピックの会場に行くこと」に利用目的を絞ったガイドアプリを開発しました。
オリンピック・パラリンピックを観戦しに行く人にとって、スーパーやガソリンスタンドの情報は必要でしょうか。デジシルベは、会場の場所や最寄りの公共交通機関、最新の運行情報といった本当に必要な情報だけを、視覚的に提供しています。
アプリ :https://digitalsignpost.official.jp/
マニュアル:https://digitalsignpost.official.jp/manual.pdf
説明動画(JPN):https://www.youtube.com/embed/NRGBbOURPN4
説明動画(ENG):https://www.youtube.com/embed/WZCOxZJlcbQ
プラットフォーム:Webアプリ
盲導犬じっこくんが必要な時刻表を教えるワン!
視覚障害をもつ方が乗換案内の検索結果どおりに乗車することは容易ではありません。では、どのように乗車時刻を確認しているかご存知ですか?
実は、スマートフォンの音声ガイドで時刻表を聴きとり、確認しています。
時刻表表示サービスは多々ありますが、シンプルなUIでないため、視覚障害をもつ方には入力も聴きとりも難しく、使用しづらいのです。
そこで、簡単に時刻表が確認できるよう、LINEチャットボット「まよワン!じっこくん」を作成しました。
じっこくんと会話をしながら、以下の情報を伝えると、降車駅に停まる電車の発車時刻を教えてくれます。
入力欄が1つであり、使い慣れているLINE操作のため、入力に迷いません。
また、ひらがな検索、入力回数を減らす一文検索や「いつもの」機能の提供で、より簡単な検索方法も提供します。
じっこくんが検索時間を減らし、よりスムーズな移動を実現します!
アプリ : https://line.me/R/ti/p/rDqXDIl52k
マニュアル:https://tokyochallenge.odpt.org/2nd/award_data/manual/JIKKO-KUN.pdf
説明動画 : https://www.youtube.com/embed/3k2Q5JkRQ8U
プラットフォーム: Line
アプリ : https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.Shin_yosha.NowStation
マニュアル:アプリに埋め込み
説明動画 : https://www.youtube.com/embed/9s5xHYltfC8
プラットフォーム: Android
複雑な東京の駅構内を移動し、電車・バスの乗換えを行うことはとても難しいです。日本に来る海外旅行者にとってはなおさらでしょう。
案内をする駅係員やボランティアの数にも限度があり、東京オリンピックを控える今、喫緊の課題となっています。
そこで我々は、新宿駅構内データを使用した経路案内アプリを提案します。主な機能は3つです。
無料で大量に配布され、日本らしさをアピールできるうちわを用います。うちわに取り付ける装置によって、正しい方向をリアルタイムで教えることができるでしょう。
アプリ : https://shinjukustation.herokuapp.com/
説明動画 : https://www.youtube.com/embed/q1Wsa2FFPzw
プラットフォーム: Webアプリ(モバイル)
アイデアドキュメント: https://hackmd.io/cZHkzUxBShKC4vmm7_YVrA
アイデアドキュメント: http://www.kuroneko.qolpapp.com/ZZTOKYO/QOLP-Tokyo02-Shinjuku-Plan.pdf
deruは、駅構内の最適ルートを投稿・閲覧できるアプリです。deruという名前は、「駅からスムーズにでる」に由来します。deruは、目印画像とガイドを使って、降車~目的出口到達までのルートを示します。最短経路だけでなく、目的に応じた多様なルートを提供します。ユーザーがルートを投稿し、皆で便利な構内案内図を作成します。
Google Mapのように、すでに多くの地図アプリが存在しますが、駅ホームから出口まで、つまり「駅の中」のガイドをしてくれません。
駅の複雑化が進み、目的の出口にでることが困難な状況です。国内/海外旅行者のみならず、都内在住者ですら迷うことがあります。
「迷わず目的の出口まで送り届ける」をテーマに、降車~目的出口到達までのナビゲーションにフォーカスしたサービスを提供します。最短経路だけではなく、様々な利用者にとって「最適な経路」を提供することが本サービスのミッションです。
アイデアドキュメント: https://tokyochallenge.odpt.org/2nd/award_data/document/deru.pdf
アプリ : http://fetan.kilo.jp/fetan/
マニュアル:http://fetan.kilo.jp/fetan/manual.html
説明動画 : https://www.youtube.com/embed/wygaNult8xw
プラットフォーム: Webアプリ
最寄りの駅/バス停の検索と乗車したい路線、乗車した車両の位置が表示できます。
◇ コンセプト
旅先で乗り物に乗るときには勝手がわからなく不安があります。
特に外国ではそうかもしれません、そこで外国から来た人たちに交通機関の不安を少しでも改善しようとアプリケーションを作りました。
◇ アプリケーションの主な機能
◇ 最後に
これから海外の方がより多く来ます、その方々が少しでも交通機関で苦労せず、いろいろと素晴らしい日本を楽しんでいただければと思います。
アプリ : https://roku.mydns.jp/TPT/Tindex.htm
マニュアル:https://roku.mydns.jp/TPT/doc/TPT2.pdf
説明動画 : https://www.youtube.com/embed/FyiEPYYM9_4
プラットフォーム: Webアプリ
バスに乗る時、「どうやって乗るの?」「どのバスがどこへ行くの?」「バスはいつ来るの?」と思ったことはありませんか?バス事業者がそのような問題を解決するために、ホームページやスマホアプリなどで情報を発信していることを皆さんは知っていますか?知っていても、面倒くさくて使っていないのではないでしょうか?
今回開発したLACOOLはLINE上で乗車支援を可能にしたものです。
LINEを利用しているため
といった2つの利点があります。これにより、ユーザーは手間なく簡単に知りたい情報を手に入れることができます。LINEを用いることで従来のアプリであったような「情報が有効に活用されていない」「面倒くさい」といった問題を解決できるのです。
アプリ : http://www.lecip.co.jp/openchallenge/
マニュアル:http://www.lecip.co.jp/openchallenge/pdf/instructions.pdf
説明動画 : https://www.youtube.com/embed/-BnWnZko8vs
プラットフォーム: Line
アプリ : https://miyazaki-seminar.securesite.jp/classof2020/iStation
マニュアル:アプリに埋め込み
説明動画 : https://www.youtube.com/embed/AhirZtsEtOw
プラットフォーム: Webアプリ(モバイル)
「TOKYO日程(Tokyo Planner)」は、東京に旅行する観光客に向け、旅行計画をカスタマイズして製作するアプリです。本アプリはユーザーが選択した観光スポットを数日に分け、朝ホテルから出発して、観光スポットに移動し、夜ホテルに戻る毎日のルートとスケジュールを生成します。外国人観光客の言葉の壁を破れるように、本アプリは多言語に対応します。
2020年時点、東京でオリンピックを開催、日本国内と世界各地の人々が東京を訪れることが予想できます。オリンピックをきっかけに、訪問者たちは間違いなく東京の観光名所を訪れるでしょう。本アプリは観光名所を選択リストの形式で観光地の紹介と画像を表示するため、行きたい名所が簡単に見つけられ、旅行計画も簡単に作れ、日本人でも外国人でも簡単に利用できます。
アプリ : https://tokyochallenge.iniad.app/、https://itunes.apple.com/us/app/tokyo-planner/id1447766375?mt=8
説明動画 : https://www.youtube.com/embed/OY-hRwkriiQ
プラットフォーム:Webアプリ、iOS
アイデアドキュメント:https://tokyochallenge.odpt.org/2nd/award_data/document/Tokyo_Planner.pdf
アイデアドキュメント: https://tokyochallenge.odpt.org/2nd/award_data/document/Train_transfer_app_for_wheelchair_users.pdf
アプリ : https://play.google.com/store/apps/details?id=com.websarva.wings.android.bestflightshot
マニュアル:http://miyazaki-seminar.net/classof2020/public/e/BestFlightShot/manual/web_html/howto.html
説明動画 : https://www.youtube.com/embed/AnGV3jhz07o
プラットフォーム: Android