t o b u s R は、地図データを用いた都営バス検索アプリです。都営バスを利用する際の「わからない(乗りたいバスのバス停はどこ?/バスはいつ来るの?/どこへ行くバスなの?)」を解消するために開発しました。
以下の機能を持ち、従来のバス検索サイト等と比べても、よりシンプルかつ直観的に分かりやすいUI(ユーザインターフェイス)となっています。
本アプリが、都営バスの新たな魅力を発見することの一助となれば幸いです。
主な機能
※ 本アプリにおける到着予定時刻は、時刻表をもとにしたものであり、渋滞等の状況は反映されていない点にはご注意下さい。
Webアプリ: https://secondapunta.shinyapps.io/tobusr/
【コンセプト1】 各社一日乗車券の横断検索
東京では10 社以上の鉄道会社から、合計数十種類の一日乗車券が発売されています。
外国人旅行客や東京に不慣れな方が各社サイトを巡って自分に最適な一日乗車券を探すのはとても大変です。そこで私たちはこれら一日乗車券を横断的に検索できるアプリを作りました。
【コンセプト2】 多言語・多地域対応
日本政府観光局の発表では2018 年の訪日外国人は約3,100 万人で、中国語圏(52%)と英語圏(17%)で多くを占めています。大勢の方に使ってもらうため、中国語、英語、日本語に対応しました。
【コンセプト3】 アプリとAPIの同時公開
目的地から一日乗車券を検索するサービスとしては、このアプリが国内初のサービスとなります。
同様のサービスが増えるよう、データ検索部分をAPIとして公開しました。
Webアプリ: https://day-pass-search.tokyo/
「大型駅でバス乗り場の場所がわかりにくい」問題を改善するため、より直観的にバス乗り場までご案内できるスマホアプリを開発しました。
特徴
技術的な先進性
人間が行っている場所認識と同じく、周りの風景(カメラ映像)から場所認識をする技術を利用しています(Azure Spatial Anchors)
開発の動機
公共交通機関の中でもバスが最も使いにくく、Techによる改善が必要と私は感じてきました。誰もがもっと使いやすいバスを目指して、まず1つ、バスが使い易くなるアプリを開発しようと考えました。
「ながらスマホ」について
外の景色をカメラ越しに見ている状況ですので他の「ながらスマホ」とは違い危険性は小さいと体験した人は感じるかと思います。しかし、客観的に見ると「ながらスマホ」に見えてしまい、周りに不快感を与えてしまう恐れがあります。スマホARや眼鏡ARなどを始めとした空間系テクノロジーが普及していくにあたって、今後は「ながらスマホ」の定義も再考されていく必要があると私は認識しています。
Androidアプリ: https://oepnchallenge.z11.web.core.windows.net/busnavi.apk